パーソナルトレーニングはダイエット、筋トレ専門店だと思ってないですか?
もちろん目的は様々で、ダイエットやボディメイクを目的とする方は多いでしょう。
しかし、ダイエットやボディメイクには筋トレ同様に、ストレッチが重要なんです。
自宅での筋トレがなかなか続かない方は、ストレッチから始めてみてください。
今回はストレッチについてご紹介します。
ストレッチの種類を覚えよう!
まずはストレッチの理解を深めて行きましょう。
ストレッチは、「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」の2つに大別できます。
動的ストレッチ
運動前のウォーミングアップとして行われるストレッチです。
動的ストレッチとは、繰り返し関節を動かすことで、筋肉を縮めたり伸ばしたりするストレッチのことです。身体がポカポカするためほどよくリラックスでき、その後のパフォーマンスが向上します。
静的ストレッチ
リラクゼーション効果やクールダウンを目的とするストレッチです。
静的ストレッチとは、ゆっくりと筋肉を伸ばして、その状態をしばらくキープするストレッチのことです。具体的には、伸びた筋肉が縮もうとする「伸張反射」を抑制することで、筋肉に無駄な緊張や負荷を与えないようにします。
ストレッチのタイミングと効果
トレーニング前のストレッチ効果
【メリット】身体の可動域が広がる
まず挙げられるのは「身体の可動域が広がる」というメリットです。
ストレッチには、筋肉や関節を伸ばし柔軟性を高めるという目的があります。そのため、筋トレ前にストレッチを行うと緊張状態にある筋肉がほどよく解れ、身体の可動域がグッと広がるのです。身体を動かせる範囲が広くなれば、その分筋トレによるパフォーマンスを高めやすくなります。
【メリット】怪我のリスクを軽減できる
このほか「怪我のリスクを軽減できる」というメリットもあります。
ストレッチをしないまま筋トレを行うと、身体に大きな負担がかかり怪我を引き起こす可能性があります。その点、筋トレ前にストレッチを行えば、それがウォーミングアップとなり運動に向けた身体を作り上げるため、怪我を防止しやすくなるのです。
【デメリット】筋トレの効果が低下する可能性がある
筋トレ前のストレッチには「筋トレの効果が低下する可能性がある」というデメリットがあります。
上述のとおり、ストレッチには筋肉や関節を伸ばし柔軟性を高めるという目的がありますが、それに伴い身体の力がスーッと抜けることも。
また、ストレッチによって身体の活動性を下げる「副交感神経」が優位となり、筋力が低下しやすくなります。
この状態で筋トレをしても、効率よく筋肉を刺激することはできないので、結果として満足な効果を得られなくなる可能性があるのです。
ただし、これらの作用は「静的ストレッチを行った場合」にとくに起こりやすいといわれています。そのため、筋トレ前に「動的ストレッチ」を行えば、このデメリットは回避しやすくなるでしょう。
トレーニング後のストレッチ効果
【メリット】筋トレによる疲れを取りやすくなる
第一に「筋トレによる疲れを取りやすくなる」というメリットが挙げられます。
ストレッチには、身体の疲労回復をサポートする効果があります。そのため、筋トレ後に行うと疲弊した筋肉をリラックスさせやすくなり、結果として疲れを解消しやすくなるのです。「翌日にまで疲れを残したくない」「筋肉痛を防ぎたい」という場合は、筋トレ後のストレッチを欠かさず行いましょう。
【デメリット】筋肉を修復させづらくなる
筋トレ後のストレッチには「筋肉を修復させづらくなる」というデメリットがあります。
そもそも筋トレによる筋肥大は、筋線維の一部が破断したのち修復することで起こります。しかし、筋トレ後に過度なストレッチを行うと筋線維が修復されず、さらに傷つく可能性があるのです。この場合、もちろん筋肥大を図ることは困難となってしまいます。
このデメリットを回避するには、ストレッチをほどほどに行うよう心掛けることが大切です。痛みを伴うほどのストレッチは行わないよう注意しましょう。
前後どっち?ストレッチを行う最適なタイミング
「筋トレ前と筋トレ後、どちらのタイミングでストレッチを行うべき?」と疑問を感じている方もいるかもしれませんが、その結論は人によって異なります。なぜなら、筋トレ前のストレッチと筋トレ後のストレッチ、それぞれにメリット・デメリットがあるためです。
どちらか一方が最適と一概にはいえないので、双方のメリット・デメリットを踏まえて自分に合ったタイミングを選ぶようにしましょう。
正しい方法で実施しよう!ストレッチする際の注意点
筋トレ時にストレッチをする際は、以下の5つの注意点を意識することが大切です。
・20秒以上かけて筋肉や関節を伸ばす
・伸ばす筋肉や関節を意識して取り組む
・痛みを伴わない程度に筋肉や関節を伸ばす
・緊張を和らげるため、深く呼吸することを意識する
・目的に応じてストレッチする部位を適切に選ぶ
正しい方法で行わなければ、ストレッチによる効果を満足に得ることはできません。そのため、上述した5つの注意点を踏まえて、無駄のないストレッチを行いましょう。
トレーナーによるパーソナルストレッチ
自分でストレッチするのも大変、動画をみて真似してみても、「肩や腰が痛くてストレッチできない」なんて方もいると思います。
A-Yelでは、トレーナーによるパーソナルストレッチを行なっています。
自身で行うセルフストレッチでは、伸ばしずらい箇所や部位などをトレーナーによって筋肉の深層まで伸ばすことが可能です。
パーソナルトレーナーが行うことで、怪我の防止やカラダのクセをトレーナーが把握し、トレーニングの効果も向上します。
A-Yelで筋トレだけでなく、パーソナルストレッチを体験して、さらにカラダのケアをしてみてください。
セルフストレッチとの違いを是非体験してください。