運動量に合わせた食事。
特にエネルギー源となる糖質の使い方が鍵となります。
運動量が多い日は、糖質を極端に増やし、
運動量が少ない日は、糖質を極端にへらす。
これを「カーボサイクル」といいます。
カーボサイクルは、主にボディビルやフィジークという競技が使う手法です。
※カーボ(Carbo)=炭水化物
ダイエット中は、食事制限を行うため普段の食生活に比べ、筋肉量の維持が難しくなってきます!
毎日同じカロリーでダイエットを進めていくと、体はそのカロリーに適応していこうとするため、エネルギー消費をコントロールする甲状腺ホルモンの働きを止めて代謝を落とし、身体の消費カロリーを下げてしまいます。
また、トレーニングにより栄養が不足していくと筋肉からエネルギーを消費しようとしてしまいます。※カタボリックな状態
そこで運動量や筋肉量を残したい部位を使った日に合わせて、
糖質(炭水化物)の摂取量とタイミングを変えていくというものです!
大きい筋肉を使った日【運動量大】と小さい筋肉使った日【運動量小】では、
エネルギー消費量が変わってくるため、炭水化物の量を運動量に合わせていくことでカタボリックな状態を回避しやすくなります。
「ハイカーボデイ」と「ローカーボデイ」の2つを使いこなす必要があり、一定のサイクルを繰り返していきます。
例えば、脚・背中・胸などの大きな筋肉を使った日には、「ハイカーボデイ」
肩・腕などの小さい筋肉やトレーニングをしない日には、「ローカーボデイ」など、
トレーニングのルーティンに合わせていくというものです。
このようなサイクルを繰り返すことでインスリンや甲状腺ホルモンの働きを最大化させていきます。
この手法は、トレーニングの頻度や強度も上げる必要があるので初めて行う方は経験者に相談しながら進めましょう!!